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問題解決・思考

7つの問いを当てれば、アイデアは増える?

SCAMPERSCAMPER

根拠弱確認日 2026-10-18読むのに約15分出典 19本

数十人規模の小さな実験だけで、職場での成果は確かめられていない 根拠と限界を読む

今ある商品やサービスに「代えたら」「なくしたら」など7つの問いを順に当てて、アイデアを出す発想法。

30秒でわかる

何に使うか

既存の商品や仕事のやり方を見直して、新しい案を幅広く出したいときに使う。

根拠はあるか

弱い。使った群のほうが案が多いという実験はあるが、どれも数十人規模で1か所だけのもので、まとめた分析では効果が最も小さい部類だったという報告もあるが、根拠は効果量4つだけで限られる。

どう使うか

対象を1つ決めて、7つの問いを1つずつ当てて案を書き出す。グループなら先に1人ずつ書いてから持ち寄り、どれが良い案かは顧客の困りごとなどに照らして別に選ぶ。

  • SCAMPER は、今ある商品やサービスに「代えたら?」「組み合わせたら?」「なくしたら?」など7つの問いを順に当てて、アイデアを出す方法。10
  • 問いの多くは、Alex Osborn の『Applied Imagination』(初版1953年)のチェックリストがもと。それを Bob Eberle が覚えやすい頭文字にまとめ、1971年に子ども向けの想像力ゲームの本『Scamper』として出した。初版にチェックリストが載っていたかは未確認。101317
  • 根拠は「弱」。使った群のほうが案が多い・新しいという実験はあるが、どれも数十人規模で、1か所だけ、くじ引き分けかどうかも不明なものが中心。創造性訓練をまとめた分析では、SCAMPER 型は効果が最も小さい部類だったという報告もある(ただし材料が少ない)。47
  • 職場で使って成果が上がったと確かめた研究や、会社・自治体が自分で「使った」と公表した例は見つからなかった。
  • グループでやるなら、まず1人ずつ書き出してから持ち寄る。集団で話しながら案を出すと、順番待ちのせいで1人ずつ考えるより案が減る、という研究が多いため(ただしこれは SCAMPER 自体を調べた研究ではない)。9
  • 出るのは「案の量」。どれが良い案かは、別に顧客の困りごとなどに照らして選ぶ必要がある。
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出典

  1. openaccess.ahievran.edu.tr/items/e3048ce3-a992-456e-a419-291efae90d2f ↩
  2. acikerisim.bartin.edu.tr/entities/publication/0b882eaf-5e7d-4daf-a5e9-87 ↩
  3. doi.org/10.1080/02635143.2025.2575910 ↩
  4. www.designsociety.org/download-publication/35202/CREATIVITY+IN+TRANSACTI ↩
  5. perfilesycapacidades.javeriana.edu.co/en/publications/influence-of-the-t ↩
  6. doi.org/10.1007/s00163-012-0134-0 ↩
  7. repository.essex.ac.uk/34344/1/CreativityEnhancementMethods_accepted.pdf ↩
  8. doi.org/10.1037/aca0000557 ↩
  9. homepages.se.edu/cvonbergen/files/2013/01/Productivity-Loss-In-Brainstor ↩
  10. www.ifm.eng.cam.ac.uk/research/dmg/tools-and-techniques/osborns-checklis ↩
  11. cris.utoronto.ca/facilitation-toolkit/scamper/ ↩
  12. www.kaonavi.jp/dictionary/osborne_no_checklist/ ↩
  13. openlibrary.org/works/OL161158W ↩
  14. ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000986835 ↩
  15. ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001549982 ↩
  16. www.routledge.com/Scamper-Creative-Games-and-Activities-for-Imagination- ↩
  17. openlibrary.org/works/OL9627042W ↩
  18. doi.org/10.1002/j.2162-6057.1972.tb00929.x ↩
  19. en.wikipedia.org/wiki/SCAMPER ↩

各ページは確認日の時点で開けた資料にもとづきます。根拠の強さの決め方